家族療法は、単なる複数人の家族成員との合同面接ではなく、システム論や社会構成主義、コミュニケーション理論などに基づく「コミュニケーションの相互作用」にフォーカスしたアプローチです。
公認心理師の業務として「関係者への面接」も含まれることが、公認心理師法に明記されています。元来、心理療法では1対1の形式が主流であったため、あまり親子や家族、夫婦など複数人の面接は想定されておらず、トレーニングも限定されていました。ですが、実際の生活場面・社会場面を考えると、ひとの心や精神症状は独立して存在するものではなく、人間関係が必ず関わっています。家族療法では、そういった家族や夫婦などを代表とした人間関係のコミュニケーションに変化を起こすことで、結果的にひとの心や精神症状、問題(とされていること)にも変化を起こすことを目指します。
家族療法の考え方やスキルは、決して家族面接にとどまらず、通常の個人面接での多面的な視点につながることでしょう。
開催概要
トレーニング名 | 家族療法初級トレーニング【オンライン受講】 | |
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講師 | 講師名 | 浅井伸彦 |
職位 | IPSA代表理事、大阪芸術大学非常勤講師 | |
資格 | 公認心理師、臨床心理士、保育士 | |
サブ講師 | 松本健輔(大阪のみ) | |
主催団体 | 一般社団法人国際心理支援協会 | |
責任者 | 浅井伸彦 | |
担当者 | 高橋賢 | |
レベル | 入門 | |
オリジナルの レベル |
入門 | |
開催地域 | ウェビナー | |
期間 | 2日間 | |
開催頻度 | 年1回(各地) | |
参加費 | 2日間あたり9,500 円(税込) | |
参加条件 | 公認心理師、臨床心理士、医師、精神保健福祉士、社会福祉士など対人援助に関する資格を持つか、対人援助職に就いている者。 | |
備考 | ||
取得できる資格 | なし | |
期待できる技能習得 | 家族療法の基礎知識や概要 | |
ポイント | 臨床心理士ポイント |
お申し込み
研修の各日程や詳細、お申し込みは、以下をご覧ください。
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